【台東区】書道博物館の企画展「みんなが見たい優品展 パート21 中村不折 生誕160年記念特集」の開催は、7月12日(日)までとなっています。
台東区根岸の書道博物館企画展「みんなが見たい優品展 パート21 中村不折 生誕160年記念特集」の開催は、2026年7月12日(日)までとなっています。

中村不折は、1866年江戸の京橋東湊町に生まれ、5歳の時に維新の混乱で母の郷里の長野へ帰り、呉服屋の丁稚奉公や菓子職人として働き、19歳で小学校の教員になり図画や算数を教えていましたが、画家を志そうと23歳で東京へ行き、不同舎で絵画の基礎を学びました。29歳で正岡子規と出会い、翌年、子規とともに従軍記者として清国へ渡ります。子規は一足先に帰国、不折は半年間かけて中国、朝鮮各地を巡り、古い文物に触れて刺激を受けます。帰国後も古書店や骨董屋で古い資料を買い求めては、その文字の面白さに魅かれていったそうです。

台東区内各所の掲示板には上の写真のように案内告知が掲示されています。
その後、不折は画家としてさらに飛躍しようと36歳でフランスに約4年間留学し、ラファエル・コランやジャン=ポール・ローランスに師事して人物画を習得します。帰国後は、太平洋画会会員、帝国美術院会員、文部省美術展覧会の審査員など、洋画界での活躍はめざましく、また太平洋美術学校の初代校長として後進の育成にも尽力したとのことです。

なお書道界においては、不折流と呼ばれる独特の書法を確立し、一世を風靡しました。談書会や健筆会、龍眠会などの書道研究団体においても、中心となって活動しています。71歳で書道博物館を設立し、文化財の保存と普及にも努めたそうです。

中村不折(1866~1943)の生誕160年にあたる今年(2026年)に不折が設立した書道博物館において開催されている、不折の生涯にわたる作品や資料を館蔵品を中心に一挙公開されている企画展、興味深いですね。ちなみに開催期間中の7月10日(金)は、中村不折の誕生日だそうですよ。

企画展「みんなが見たい優品展 パート21 中村不折 生誕160年記念特集」が開催中の台東区立書道博物館はこちら↓






