【台東区】江戸時代から続く谷中の旧吉田屋酒店。ビール瓶で時代の流れを感じられます。
東京藝術大学の通りを谷中方面にまっすぐ進むとなんともかっこいい歴史的建造物があります。こちらは江戸時代に有形文化財にも指定されている旧吉田屋酒店。今では珍しくなった総瓦の屋根。繁盛していた酒店だったことを彷彿とさせる佇まいです。現在では、台東区立下町風俗資料館付設展示場として上野桜木で見学することができます。
旧吉田屋は江戸時代から昭和61年まで続いた老舗酒屋で、2階は店で働く従業員の住まいとしても利用されていましたがその後台東区に遺贈されました。
建物自体は明治43年に新築されたものです。格子戸や振り子の柱時計から当時の商家の様子が伝わってきますね。今にも引き戸の奥からニコニコした店主が顔を出しそうな雰囲気がします♪
日本酒が入っていた樽や、
発売当時のキリンビールの瓶が昭和に至るまでの時代のものが展示されています。ラベルでキリンビールのシンボルの麒麟デザインの変化も見られます。
ビールのポスターは明治維新後印刷技術の向上によってカラー印刷となり、有名な画家が描いた美人画は大変な人気で、売り買いされるくらい愛好者がいたということ。お酒が好きな方はグッとくる旧吉田屋酒店。ぜひ当時の酒店の雰囲気を感じに来られてはいかがでしょうか。
旧吉田屋酒店はこちら↓
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