【台東区】1分で消えてしまう水のアート、晴れた休日の上野公園で見られるかも?
ある晴れた日の休日、上野公園噴水広場のあたりを散歩していると、石畳に不思議な模様が描かれているのを見つけました。あれあれ?と思い広場を見回すと、
長いデッキブラシのようなものを使って、サラサラと水で動物の絵を描いている男性の方がいました。公園内にいる人たちもこちらの男性が素早く描くパンダの絵に見入っています。
水を使って石畳の上に描いているので、蒸発してあっと言う間に消えてしまうのですが、動物たちの可愛いイラストが次から次へと描かれてます。
周りで見学している人たちに干支や星座を質問して、それをサラっと描いてあげていました。
実はこの方、東京都美術館ニュースにも掲載されていて、メディアやテレビにも登場したことのある有名な方でした。もともと中学校の美術先生をされていて、退職後は、上野公園の動物園広場や噴水の広場あたりで自作の筆を手に水で絵を描くというパフォーマンスをされているとのこと。お話を聞かせていただいている最中にも、ペンと紙を使ってなんと今年(2024年)の干支にちなんだ龍のイラストと文字を描いていただきました。晴れた日の休日は、上野公園で水アートのパフォーマンスが見られるかもしれません。見かけた際には、ぜひ足を止めて素敵な瞬間アートを楽しまれてみてはいかがでしょうか。
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