【台東区】身も心も満たされる浅草の隠れ家的名店、創作料理まさぞう。
雷門や仲見世は毎日お祭りのように賑やかですが、すこし離れると静かで穏やかな街になる浅草。喧騒から離れた場所にひっそりとあるのが、知る人ぞ知る「創作料理まさぞう」。
夜お店の前を通ると満席の看板が出ていることが多いので「どんなお店なんだろう?」とずっと気になっていました。
2025年1月3日、オープン時間の17時に予約を入れました。
店内は、カウンターとテーブル席があります。広くはないのですが、ゆったりした空間に感じるのは、席と席の間隔が広く開いているからだと思います。
まず一口サイズのパイのお通しがでてきます。間のクリームのようなものは生ハムのムースです。一気にテンションが上がる美味しいお通しにワクワク感が高まります。
おつまみ三種盛り合わせ。左からくらかけ豆のオリーブオイル和え、ナッツの蜂蜜漬け、ピクルス。くらかけ豆は生産量が少ない希少な豆。黒い部分が馬の背に掛ける鞍のように見えることからくらかけという名前がついたのだそうです。初めて食べましたがほんのり甘みがありちょっと海苔のような風味がします。豆好きにはたまらない美味しさ。
お酒はビール、日本酒、焼酎、ワイン、カクテルなどが揃っているので料理に合わせていろいろペアリングしました。
この日のおススメ、真ダコのカルパッチョ。爽やかな香りのジェノベーゼソースが繊細な真ダコの旨味を引き立てます。日本酒、ワイン、和洋どちらでも合います。
こちらも本日のおススメ。皮目がカリッ、身はフワっとした真鯛のソテー。なめらかなクリームソースにつけていただきます。
こちらはお店の名物、ダチョウのモモ肉のたたき。クセや臭みはまったく無く、とても柔らかい。何も知らずに食べたらローストビーフと間違えてしまいそうです。その上、ダチョウは高たんぱくで低脂肪、鉄分が多く含まれているヘルシーなお肉とのことです。
こちらは滋養卵を使ったフワフワで中はトロトロのオムレツ。ほうれん草のソースが卵の色と合っていて綺麗。こだわりの国産食材を使用して作られる料理は、見た目も美しく心まで満たされる品々でした。
締めにズワイ蟹とブロッコリーのリゾットをいただきました。トロッとしたクリーミーな口当たりのリゾットで体がホカホカに。2025年の初めから、身体と心で「最高だ!」と思う時間を過ごしました。
丁寧に作られる一皿に、お店のおもてなしの心意気を感じる創作料理まさぞう。大切な人と一緒に行きたいお店です。
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