【台東区】夏の夜に行われている、消防団の方の訓練の様子を取材させていただきました!
最近夜に三筋2丁目の通りで、消防訓練を行なっている様子を見た方はいらっしゃいますか?夜と言ってもまだ暑さの残る中、ユニフォーム姿の団員の方達のキビキビした訓練の様子をよく見かけるので、思い切って声をかけさせていただきました。
こちらの訓練は、7月24日に行われる令和4年度浅草消防団可搬ポンプ操法審査会のために行われていたとのことです。浅草消防団第2分団の方にお話を伺うことができました。消防団とは区域にある非常備の消防機関のことです。昼間は本業を持ちながら、火災が発生した時や地震などの自然災害時に、非常勤特別職の地方公務員として救助活動を行います。浅草消防団第2分団の団員の方も昼間は仕事に行きながら、消防団の活動を両立させています。団員には大学生の方もいるとのことです。女性団員の方も取材した日に操法訓練に参加していました。
審査会に向けた訓練は、6月から7月にかけてほぼ2日おきに行われていたとのことです。何度か操法しているところを見たことがあるのですが、かなり本格的な訓練でした。
こちらは実際に使われている可搬消防ポンプ用台車。初めてみました。小さく見えますが重そうです。
実際移動させる時もこのように団員の方が4人で移動させていました。
決めた火点の場所近くまでホースを伸ばしていきます。走っても追いつかないくらいの速さです。
あっという間にホースが伸びていきます。
7月24日の審査会当日は、ホースの口から放水されるとのことです。約1時間の間、キリッとした声を掛け合いながら訓練されていました。7月24日の審査会で良い結果が残せることをお祈りしています。お忙しい中取材に応じてくれた団員の方たちに感謝です!
現在、浅草消防団では団員を募集しています。消防団は災害時だけでなく、お祭りや花火大会、東京マラソン大会の警備などにも参加する責任ある仕事です。なぜ消防団に入ろうと思われたのですか?というこちらからの質問に、団員の方が「自分達の住む場所を守りたいという気持ちはもちろんですが、そのほかにも人との交流が増えたり、訓練の後に団員と飲みに行ったりすることもあるのでそういう楽しみもあります。」とのことです。
消防団にご興味のある方は、ぜひお問合せしてみてはいかがでしょうか。