【台東区】根岸2丁目の書道博物館、企画展「江戸・明治の美術ー根岸のたからものー」開催は12月14日(日)までです。
根岸2丁目の台東区立書道博物館、企画展「江戸・明治の美術ー根岸のたからものー」開催は12月14日(日)までとなっていますね。

台東区立書道博物館は、洋画家で書家でもあった中村不折(1866~1943)が独力で収集した日本・中国書道史研究上、重要なコレクションなどを展示する博物館です。

幕末生まれの中村不折にとって、江戸時代の美術は日常に存在し、幼少時の心象風景に溶け込んだ身近なもので、不折の邸宅は江戸時代に御隠殿の一部であった場所に建てられ、居宅の壁間や床の間には江戸や明治の書画が掛けられていたそうです。

本展では、不折が収集した江戸・明治期の書画を中心に、不折と同じ根岸の地で収集した個人コレクションもあわせて紹介されており、伊藤博文・三条実美・東郷平八郎・乃木希典などの書も展示されています。

開催期間残りわずかとなりましたが、あらためて「根岸のたからもの」で、江戸・明治の風情を味わいたいですね。なお、次回の企画展は東京国立博物館・台東区立書道博物館連携企画特別展「明末清初の書画ー八大山人・生誕400年記念ー」が、2026年1月4日(日)~3月22日(日)の開催予定となっていました。こちらも来年の開催が楽しみです。

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