【台東区】谷中7丁目の朝倉彫塑館にて、9月13日(土)より(台東区後援)「生誕100年 ASAKURA Kyoko(朝倉響子)」特別展が開催されています。
谷中7丁目の朝倉彫塑館にて、2025年9月13日(土)より、12月14日(日)まで(台東区後援)「生誕100年 ASAKURA Kyoko(朝倉響子)」特別展が開催されています。
「朝倉彫塑館」は彫刻家、朝倉文夫のアトリエと住居だった建物で、「彫塑」という言葉は、主な彫刻技法の彫り刻んでいく「彫刻」sculptureの訳語として、彫り刻む技法「彫刻」carvingと、かたちづくる技法「塑造」modellingを、合わせて「彫塑」という言葉が生まれ、朝倉文夫は「彫塑」という言葉に拘りを持ち、朝倉彫塑館と命名したのだそうです。
今回の特別展は、朝倉文夫の娘である2025年に生誕100年を迎える朝倉響子(1925~2016)、父・朝倉文夫と同じ彫刻の道をゆく生涯であったものの、その道行きは、父とはまた違った魅力を放つ彼女の特別展となっていますね。
朝倉響子は父の庇護のもとにあることを良しとせず、早くから独自性を発揮し、自由であることを大切にし、そのための努力を惜しまず、創作活動に邁進し、洗練された都会的な女性像を多く制作し、自身の様式を確立したのだそうです。
「本展ではアトリエに響子作品が並び、はじめて父娘が創り出す彫刻空間が現出します。その空間に身を置き、ふたりの彫刻家の息吹を感じてください」とのことでした…とても興味深い企画ですね。
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