【台東区】下谷の三島神社、社殿建替え工事中ですが例年通り本日・明日（6/14-15）例大祭が催行されます。

下谷3丁目の三島神社社殿は2025年6月現在建替え工事中ですが、例年通り昨日（6月13日）の宵宮・御霊入れをもって本日（14日）明日（15日）例大祭が催行されます。

三島神社は、弘安４年（１２８１年）元寇の役の際、河野通有（こうのみちあり）は氏神である大山祇神社（三島大明神）に戦勝祈願して出陣、大山祇神社の神使（しんし）、白鷺（しらさぎ）の導きによって勝利を得て、その帰陣にあたり夢の中で受けたという神のお告げにより、武蔵国豊島郡に三島大明神の分霊をお迎えし、上野山内の河野氏の館に遷座鎮祭したことが始まりと言われています。

慶安３年（１６５０年）徳川三代将軍家光公より社地移転を命ぜられ、金杉村（現在の台東区根岸）に遷座し、宝永７年（１７１０年）社地が幕府の御用地に指定されたため、浅草小揚町（現在の台東区寿）に再度遷座されたそうです。

しかし、氏神様が遠くて困るという氏子一同の念願から、分霊を金杉村字金杉町（現在の台東区下谷）に勧請され、これが現在の三島神社となり、現在まで宮司は代々河野通有の子孫が奉仕されているそうです。

また神社敷地近隣では例大祭関連のご案内、掲示もされていました。

前記の通り、長い歴史を紡がれている三島神社の例大祭、今年もつつがないご催行を祈念しております。

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