【台東区】使ってよし!飾ってよし!浅草で3代続くてぬぐいのふじ屋。
浅草伝法院通りの通りから、ちょっと入った場所にあるふじ屋。
浅草で三代続く染絵のてぬぐいを扱うお店です。
一点一点職人が手染めで仕上げたオリジナルな図案がとても目を引きます。日本てぬぐいの勝手の良さは一度使ってみると分かります。拭いて、洗って、すぐに乾くという具合に山へ行くにも海へ行くにもこれ1本で賄えます。普段会社へ行く際のハンカチ兼タオル代わりにも重宝しています。
また粋なデザインのてぬぐいを額に入れて飾る方もいるようです。お店にも飾ってありますが、一つ部屋に置くだけでも粋な雰囲気になりそうです。
江戸時代の戯曲家で浮世絵師でもあった山東京伝の「江戸生艶気樺焼」に出てくる主人公、艶次郎の復刻柄。
上は隈取のてぬぐい。下は猫好きで有名だった浮世絵画家、国芳の飼猫好五十三疋。
歌舞伎の図案を扱ったものも多くありました。
平成中村座が浅草で公演を行うことがあるせいでしょうか。店の奥の棚に写真が飾ってあります。
季節ごとに出てくるデザインも楽しみです。
今年の夏一番気に入って使っているてぬぐい。こちらのデザイン、何だと思いますか?
鯨の目を染め抜いた柄です。1本のてぬぐいがグーンと広がって、鯨の姿が想像できます。めくじらを立てそうになる時、このてぬぐいを見てグッと気合いを入れ直します。
思わず唸ってしまうような楽しいてぬぐい屋ふじ屋。お店のHPにはてぬぐいの使い方のアイデアがたくさん紹介されています。オンラインショップもありますので、ご興味のある方は、こちらもぜひチェックしてみてください。
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